古民家のリフォームの価格相場とは?
都会の時間に追われる生活に疲れて、ゆっくりと静かな田舎で昔ながらの生活をしたいと考える人が増えています。
そんな人たちに人気なのが、古民家をリフォームして住むことです。
古民家が築年数が古いので安く入手することができ、壊れている部分や補修すべき部分をリフォームすることで快適な住まいを手に入れることができます。
リフォームにかかる費用は、築年数や広さによって異なりますが、相場としては坪単価50万から70万円で考えておくとよいです。
またキッチンやトイレ、お風呂など部分的に設備を新しいものに変更するときは、それとは別に費用がかかります。
そのため予算としては300万円から500万円ほどを考えておけば、住み心地を良くすることができます。
古民家は昔ながらの外観が魅力でもあるので、外構などは特別手をかける必要がありません。
ただ耐震性や家の強度などは、現在の基準とは異なっているので、業者に依頼して強度などを調べてもらうことが必要です。
古民家にしかない魅力とは?
古民家にしかない魅力は、古き良き時代の温かみある木の暮らしができることです。
現在の多くの住宅は鉄筋コンクリートで建築されることが多くなっていますが、古民家の場合には、そのような人工物ではなく、身近に木などの自然物を感じることができることが魅力です。
急な階段や床下収納、屋根裏の収納など、狭い家を有効に活用しようとした昔からの知恵が詰まっていることも大きな魅力です。
囲炉裏を楽しむことができるところもあるでしょう。
古民家の場合には、漆喰などで壁が作られていることが多いので、壁そのものが吸湿を行ってくれます。
そのため、蒸し暑く暑い夏でも涼しく、反対に乾燥して寒い冬でも暖かく家の中を保ってくれます。
古民家にしかないメリットは、昔ながらの生活の知恵が家の中に詰まっていることを感じながら日々の暮らしをすることができるという点です。
木などの自然物を感じながら暮らしたいという方にはぴったりの住宅といえるでしょう。