古民家カフェやレストランは、レトロなデザインが魅力
海外旅行は自分の国と違う食文化を知ることが出来たり、世界遺産などのスポットを見ることができるのでとても魅力的ですが、国内の各地にもまだまだ素敵なところがたくさんあります。
そんな国内旅行でちょっとした人気があるのが、古民家カフェやレストランです。
もし自分の近所に空いている古民家があって、お店を開いてみようかなと考えている人がいたら、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
観光の合い間にちょっと立ち寄れるカフェは、よく見かけるファミリーレストランではなく、どこか懐かしさを感じるレトロな雰囲気のお店が落ち着くものです。
日常を忘れて、おばあちゃんの家に帰ってきているような気持ちにさせてくれますし、ゆったりとした時の流れを感じることができるのでおすすめです。
古いものを大事にリフォームして使うということはとても大事なことですし、オーナーの好きなインテリアや雑貨などが置いてあると、個性的で素敵なお店になり、写真に撮ったり、何度も訪れたくなるお気に入りの場所になったりします。
古民家で使われる材料について
古民家の梁や柱などには、樹齢100年以上の木材が使用されています。
主にヒノキやケヤキなどが用いられていますが、マツやクリ、サクラなどが使われることもあります。
木材は伐採した後、時間が経過するにつれて強度が増していきます。
ヒノキの場合は伐採後100年ぐらい経過した頃の強度が一番強くなり、それから数百年過ぎてもその強度を保ち続けることができます。
古民家の屋根材は、瓦葺きや茅葺きなどの種類があります。
茅葺き屋根には、ススキやチガヤなどの植物が材料として用いられます。
通常は冬に枯れたものを集め、春先まで乾燥させてから屋根材として使用します。
耐久性を向上させるために燻したものも利用されています。
古民家の壁は土壁でできていて、その基礎部分には、竹を一定幅に割ったものが使われています。
竹を縦横の網状に組む際、麻や藁などの縄を使用します。
土壁の表面部分には、土と藁すさと水を混ぜ合せたものが用いられています。